【名古屋観光】名古屋城の歴史と見どころを徹底解説

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名古屋を観光するなら、真っ先に行きたくなるのが名古屋城ですよね!!

立派な天守閣や金のしゃちほこ…。

見るべきところがたくさんあります。

この記事では名古屋城の歴史見どころなどを紹介するので、行く前に予習しておきましょう。

そもそも名古屋城とは?

名古屋城

名古屋城は、愛知県名古屋市中区に位置する歴史的な城です。

名城,金鯱城,金城といった異名を持ち、2006年に日本100名城の一つに選ばれています。

また大阪城,熊本城と並び、日本三名城に数えられることも。

名古屋城の象徴といえるのが本丸ですが、天守は世界最大級の木造建築物と言われていました。

そんな天守は空襲により焼けてしまったので、木造復元事業が進められています。

名古屋城の歴史

名古屋城の忍者

名古屋城の歴史について、簡単に紹介します。

もちろん知らなくても楽しめますが、概要を知っていたほうが楽しさが倍増するので、見ていただけると幸いです。

建設

名古屋城

名古屋城は、1610年に徳川家康の命により建設が始まりました。

家康は以下の理由により、名古屋城を築くことを決意。

  1. 尾張国(現在の愛知県西部)の支配を強固にするため
  2. 豊臣氏の勢力に対抗するため など

建設地として選ばれたのは、当時「那古野(なごや)」と呼ばれていた地でした。

建設の計画,設計,進行

建設

名古屋城の設計と建設は、家康の近臣である大久保長安や本多正信を中心に行われました。

設計には戦国時代からの城郭建築の知識が集約。

当時の最新の技術と防御設備が取り入れられました。

人員は全国から動員された多くの大名や領民によって施工。

特に石垣の建設には巨石が使用され、その運搬や設置には高度な技術と労力が必要でした。

【コラム】

名古屋城の建設に用いられた石材は、付近から持ってきたものが中心です。

  • 小牧市岩崎山・瀬戸市の花崗岩
  • 篠島や三河湾沿岸の花崗閃緑岩
  • 岐阜県揖斐川いびがわ沿岸の多度山系などの砂岩

これらの石により、堅牢な石垣を築くことができました。

完成

名古屋城

1615年に完成し、尾張徳川家の居城となりました。

城の完成により、尾張藩は徳川家の重要な支藩としての地位を確立

城の防御力だけでなく豪華さと美しさも高く評価され、後世に伝えられています。

第二次世界大戦と再建

空襲で用いられた飛行機

名古屋城は、第二次世界大戦中の1945年5月14日に名古屋大空襲により焼失

特に天守閣や本丸御殿などの重要な建物が被害を受け、多くの歴史的建造物や文化財が失われました。

戦後、日本全国で失われた文化財の復元・再建の動きが活発に。

名古屋城もその例外ではなく、市民や関係者の強い要望により再建計画が進められました

名古屋市は名古屋城の再建を通じて、戦後復興のシンボルとすることを目指し、再建計画は1950年代に本格化

当時の技術や資料を基に、戦前の名古屋城の姿を忠実に再現するための計画が立てられました。

1957年から再建工事が開始され、1959年に天守閣が再建

再建された天守閣は鉄筋コンクリート構造で、耐震性や耐火性が向上しており、現代の建築技術を取り入れた形となりました。

近年、名古屋城の木造復元プロジェクトが進められています。

これは戦前の姿をさらに忠実に再現するため、木造での復元を目指すものです。

真の完成を楽しみにしましょう!!

名古屋城の見どころ

名古屋城の見どころを紹介します。

天守閣

名古屋城

名古屋城の象徴である天守閣は、その豪壮な外観と歴史的価値で観光客に人気です。

天守閣の中でも、特に観光客が殺到する場所は大天守

大天守は5層からなり、各階には名古屋城や徳川家に関する展示があります。

特に最上階からの眺望は素晴らしく、名古屋市内を一望することが可能です。

ちなみに、大天守の隣に位置する小天守も見どころの一つです。内部には戦国時代の武具や資料が展示されています。

本丸御殿

名古屋城の本丸御殿

本丸御殿は2009年から復元が始まり、2018年に完成しました。

戦国時代から江戸時代にかけての建築技術や文化が再現されています。

訪れた際は、以下の3つをチェック。

  1. 表書院:本丸御殿の中でも特に豪華な部屋
    • 襖絵や障壁画が再現
  2. 上洛殿:将軍が訪れる際に使用された部屋
    • 美しい襖絵や障壁画が見られる
  3. 竹林豹虎図:狩野派の絵師による障壁画
    • 見事な筆致で知られている

石垣と堀

名古屋城

名古屋城の石垣と堀は、防御施設としての機能だけでなく、その美しい設計が見どころです。

名古屋城の石垣は、その巨大な石の配置や精巧な積み方で知られています。

また、名古屋城の堀は内堀と外堀の二重構造です。

その広さと深さは防御力を高めるための工夫が感じられます。

名勝二之丸庭園

二の丸庭園

二之丸庭園は、名古屋城内の広大な日本庭園です。

庭園内にはボタンや花菖蒲といった植物が植えられ、訪れるたびに異なる景色を楽しむことができます。

紅葉も美しいですよ!!

金シャチ横丁

金シャチ横丁

金シャチ横丁は、名古屋の食文化や特産品を楽しむことができる場所です。

正門エリアと二の丸エリアに分かれており、各エリアにはさまざまな飲食店や土産物店が集まっています。

名古屋めしを食べることができるので、遠方から来られる方はぜひ寄りましょう。

主な店舗とオススメのメニュー

矢場とんの味噌カツ
矢場とんの味噌カツ

金シャチ横丁にある店舗と代表的なメニューをざっくり紹介します。

  1. 味噌カツ専門店「矢場とん」
    • 名古屋の定番グルメである味噌カツを提供する有名店
  2. ひつまぶし専門店「あつた蓬莱軒」
    • ひつまぶしの老舗で、ふんわりとした鰻と香ばしいタレが特徴
  3. 手羽先専門店「世界の山ちゃん」
    • 名古屋名物の手羽先を提供する店
  4. 鳥開
    • 名古屋コーチンを使った親子丼が美味しい

名古屋城へのアクセス

名古屋城駅

名古屋城は、名古屋市の中心部に位置しており、公共交通機関や車を利用して容易にアクセスすることができます。

具体的なアクセス方法は、以下の通りです。

地下鉄

名古屋市営地下鉄の利用が最も便利です。

  1. 名城線:
    • 名古屋城駅: 2番出口から徒歩5分で名古屋城の正門に到着
    • 名古屋市内の主要駅から簡単にアクセス可能
  2. 鶴舞線:
    • 浅間町駅: 1番出口から徒歩10分で名古屋城に到着
    • こちらも市内からのアクセスが便利

名古屋市営バス

名古屋市営バスも名古屋城へのアクセス手段として便利です。

  1. 栄バスターミナルから:
    • 栄バスターミナルから名古屋市営バス「名古屋城」行きに乗車し、「名古屋城」バス停で下車
    • 所要時間は約15分
  2. 名古屋駅から:
    • 名古屋駅バスターミナルからもバスが運行
    • 「名古屋城」行きに乗車し、「名古屋城」バス停で下車
    • 所要時間は約20分

名古屋観光ルートバス「メーグル」

名古屋市内の観光スポットを巡る観光ルートバス「メーグル」を利用すると便利です。

名古屋駅を始点として、主要な観光スポットを巡ります

「名古屋城」バス停で下車すると、名古屋城の正門まで徒歩すぐです。

名古屋城へ向かう途中で、他の観光地も楽しむことができます。

車を利用する場合

車で足を運ぶ場合、名古屋城駐車場を利用するのが便利です。

名古屋城駐車場とは、名古屋城の正門近くにある専用駐車場

収容台数は多く、駐車料金は時間帯によって異なります。

混雑が予想される場合は、早めに到着しておきましょう。

  • 利用できる日:1月2日から12月28日
  • 利用できる時間:午前8時45分~午後9時30分
  • 収容台数:普通車308台
  • 料金:180円/30分以内ごと

使える日は限られますが、近くに無料駐車場もあります。

名古屋城や他の観光地にも応用できる無料駐車場なので、最安を極める旅行者はチェックしてみてください。

名古屋城の基本情報

最後に、名古屋城の基本情報を紹介します。

料金大人:500円 中学生以下:無料
住所愛知県名古屋市中区本丸1−1
電話052-231-1700
営業時間9時〜16時半 
休園日12/29-1/1
公式サイトこちら

最後に

以上が名古屋城の歴史と見どころになります。

名古屋城は、名古屋どころか愛知を代表する観光名所です。

ぜひ一度、名古屋城を訪れてみてください!!

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