【河口湖】サイクリングで一周するのがオススメ!!

TRAVEL

河口湖で観光する際、移動手段の候補になるのが車と自転車でしょう。

どちらも良い点悪い点がありますが、オススメなのは自転車です!!

その理由と、サイクリング中に寄りたい場所を紹介します。

河口湖とは

天上山から見る河口湖

山梨県南東部に存在する、富士五湖の1つです。

富士箱根伊豆国立公園に指定されています。

富士五湖の中で最も早く観光開発され、遊覧船やロープウェイ,温泉など観光名所が多いです。

また”富士山-信仰の対象と芸術の源泉の構成資産”の一つとして、世界文化遺産に登録されています。

そのため、外国人の観光客も多いです。

サイクリングがオススメの理由

河口湖とロードバイク

そんな観光地を自転車で回るのがオススメな理由は、主に4つです。

順に紹介しますね。

距離が短い

ロードバイクで走ったルート
私が実際に走ったルートです。ホテルを出発し、一周して戻るといったルートになります。

河口湖は一周、約20kmです。

ロードバイクなら1時間未満、普段から自転車に乗らない人でも2時間程度で一周できます。

自転車なんて持っていきたくない!!と思われるかもしれませんが、心配ご無用です。

河口湖駅の周辺には、レンタサイクルのお店が充実しています。

電動アシスト自転車のレンタルも行っているので、体力に自信が無い方でも安心です。

走りやすい

河口湖の道路

オススメの理由として最初に紹介したいのは、車道の走りやすさです。

自転車は車道を走らなければなりませんが、自転車が走りやすいようにブルーラインが整備されています。

ブルーラインの役割は様々あり、自転車の走行に注意を促す,サイクリング推奨ルートを示すなどが役割です。

ちなみに交通規制の効力はないので、サイクリングする際は道交法やマナーを守って安全に運転しましょう。

好きなところで止まれる

大石公園の植物

サイクリングの魅力の一つといえば、気に入ったところで止まれる点です。

これだけ多くの人が集まる観光地だと、車の場合そこら辺に駐車することはできません。

しかし、自転車なら気に入った場所で止まりたい放題です。

思う存分、撮影したり,景色を見たりすることができます。

ちなみに止まるときは、車や歩行者に気を使いましょう

車道で急に止まったり、緊急回避以外で歩道に飛び出したりしてはいけません。

景色だけでなく、運転中は周りもよく見ておくのが重要です。

混雑を無視できる

渋滞

上述した通り、河口湖は人気な観光地です。

ハイシーズンには、それはそれは多くの人が訪れます。

そして河口湖を観光する際の移動手段として、車を用いる人が多いです。

有名な観光地とはいえ、行く場所は絞られており、道も平地ほど多いわけではありません。

そうすると渋滞が発生するのは、火を見るより明らかです。

実際に大石公園を始めとする、一部の区間は非常に混雑していました。

自転車なら混雑しやすい公園の入口付近も簡単に抜けて、駐輪場へ向かうことができます。

河口湖の周りで寄りたい場所

富士山世界遺産センターの展示

このように河口湖と自転車の相性が良いです。

では、実際のところどこへ行けばいいのでしょうか?

河口湖をサイクリングで回る際の、オススメ観光スポットを紹介します。

大石公園

大石公園

最初に紹介するのは、大石公園です。

大石公園は、河口湖北側の大石地区にある公園です。

富士山と河口湖を同時に楽しめるだけでなく、季節によって様々な植物が視界に彩りを与えてくれます。

私が訪れた時はコキアが美しく紅葉しており、人で溢れかえっていました。

大石公園のオススメの時期は、4月下旬〜10月下旬です。

4月下旬〜5月上旬は芝桜6月〜7月はラベンダー秋はコキアの紅葉が見頃を迎えます。

ざっくりとした見どころは上記の通りですが、他にも様々な花が植えられているので、心が洗われること間違いなしでしょう。

ちなみに11月〜4月中旬頃まで、咲く花はエリカダーレンシスのみです。
11月上旬ならコキアの紅葉が生き残っていると思います…

お土産屋さんやカフェもあるので、冬は河口湖の雰囲気を楽しみましょう。

大石公園の基本情報

料金無料
住所山梨県南都留郡富士河口湖町大石2585
電話0555768230
営業時間9:00~17:45(10月~2月は17:15まで)
休館日年中無休
公式サイトこちら
駐車場50台/無料

大石公園は人気スポットなだけあって、周辺の道路はかなり混雑していました。

もちろん、駐車場も車で溢れかえっています。

そのため公共交通機関等でお越しの方は、自転車での観光が本当にオススメです。

天上山

天上山から見た富士山

天上山は、ロープウェイで山頂まで行くことができる山です。

山頂から河口湖を見下ろせるだけでなく、富士山を遮るものなく見ることができます。

絶景を見たい!」そんな方は絶対に行ったほうが良い場所です。

富士山を見ながらこげるブランコもあり、子供にも大人にも大人気!!

上記の通り山頂にはロープウェイで行くことができますが、ハイシーズンだと待ち時間が長く乗車するのに時間がかかる場合があります。

私が訪れた時も1時間待ちでした。

体力に自信がある方は、登山道で山頂を目指すことも検討しましょう。

ちなみに、登るのにかかる時間も1時間ほどです。

道中のアジサイや富士山も素敵ですよ!!

10万本のアジサイは見事

山梨県立富士山世界遺産センター

山梨県立富士山世界遺産センターの入り口

河口湖から少し離れますが、富士山世界遺産センターもオススメです。

駐輪場がしっかりと整備されており、ビンディングシューズの方はスリッパを貸してくれます。

サイクリストに優しすぎる…!!

山梨県立富士山世界遺産センターは、富士山に関する情報発信や保存管理を行っている施設です。

北館南館に分かれており、北館は観光情報や動植物,火山,溶岩等の展示が、南館は富士山に対する文化,芸術,信仰に関する展示があります。

南館は2016年に新設されたため、現代的で目を惹く展示が多いのが特徴です。

展示空間の中央に位置する、富士山を1/800スケールで再現されたオブジェクトが特に目立ちます。

青や赤にライトアップされ、全方位から見ることが可能です。

山梨県立富士山世界遺産センターの基本情報

料金無料
住所山梨県南都留郡富士河口湖町船津6663-1
電話0555-72-0259
営業時間通常:9:00〜17:00
7月~8月:8:30~18:00
12月~2月:9:00~16:30
休館日北館:なし
南館:毎月第4火曜日(←が祝日の場合、翌日が休館日)
公式サイトこちら
駐車場78台/無料
駐輪場あり

レンタサイクル

私はロードバイクを車に積んで、河口湖を一周しました。

しかし、ほとんどの方は自転車を持参するなんてしないですよね。

そこで活躍するのがレンタサイクルです!!

河口湖はレンタサイクルが充実しており、様々なお店から選ぶことができます。

河口湖を自転車で観光して欲しいという、強い思いを感じますね。

河口湖へ電車で行く方車で行く方、それぞれオススメな店舗を一つずつ紹介します。

富士観光トラベル

最初に紹介するのは、富士観光トラベル!!

河口湖駅の目の前に店舗を構えており、電車で来る方の強い味方です。

扱っている自転車は、電動アシスト自転車と普通の自転車の2種類があります。

普段、自転車に乗らない方は電動アシスト自転車を使用しましょう。

また自転車を借りている間、荷物を300円で預かってくれます

スーツケースや重たいザックなど、置いていけるものは預かってもらいましょう。

富士観光トラベルの基本情報

料金【電動自転車】
1時間:600円 1日:3000円
【普通の自転車】
1時間:500円 1日:2500円
住所山梨県南都留郡富士河口湖町船津3644−1
電話0555731391
貸し出し時間通常:9:00〜18:00(最終受付16:30)
冬季:9:00〜17:00(最終受付16:00)
定休日土曜日,日曜日,祝日
公式サイトこちら

事前予約とオーバーナイトは不可です。

その日のうちに、しっかり返却しましょう。

fujisanbike 河口湖

次に紹介するのは、fujisanbike 河口湖です。

fujisanbike 河口湖大池公園の目の前にあり、周辺にはホテルが多くあります。

ホテルで宿泊する方には、ありがたい立地です。

ホテルに車を置き、レンタサイクルで効率的に観光することができます。

またクロスバイクも借りることができるので、サイクリングをメインで楽しみたい方にもオススメです。

fujisanbike 河口湖

料金【普通の自転車】
1時間:500円 1日:1500円 1泊2日:2700円
【クロスバイク】
1日:2000円 1泊2日:3600円
【電動自転車】
1日:3000円 1泊2日:5400円
【子供乗せ電動自転車】
1日:4000円 1泊2日:7200円
住所山梨県南都留郡富士河口湖町船津6713−19
電話09057893776
貸し出し時間1日:9:00〜17:00
1泊2日:翌日17時まで/返却は9時から可能
定休日不定休ですが、基本的に無休です。
公式サイトこちら

自転車に乗る際の注意点

注意

普段から乗っている人は大丈夫だと思いますが、久々の人は要注意です。

うっかり事故を起こしてしまったり、警察の厄介になったりすると、せっかくの旅行も台無しに…。

そんなことにならないように、最低でも以下のことは守りましょう。

  1. 基本的に車道の左側を走行
  2. 一時停止を守る
  3. 暗くなったら連続点灯
  4. ヘルメットを着用
  5. 傘差し運転は違反
  6. ながら運転も禁止
  7. 飲酒運転はもってのほか
  8. 歩行者優先

それぞれ細かく説明したいところですが、とりあえずこれらの項目は必ず守りましょう

これらと守って思いやりのある運転をしたら、まず問題は起こりません。

また、2026年以降に青切符の導入が濃厚なので、これを機に正しく自転車に乗りましょう。

まとめ

この記事をまとめると、以下のような感じです。

  • 河口湖はサイクリングで観光するのが効率的
  • 大石公園や天上山に寄るのがオススメ
  • レンタサイクルの店が多い
  • 自転車はルールを守って乗りましょう

効率的とはいえ、自身の体力や旅行スタイルにもよると思います。

全ての人にオススメできる方法とは、私も思っていません。

しかし、「自転車で観光するのもアリかも」と思ったら、ぜひお試しください!!

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