愛知県名古屋市にある「東山動植物園」は、動物園と植物園が一体となった総合レジャー施設です。
約60haという広大な敷地には、動物園、植物園に加え、遊園地や展望施設「東山スカイタワー」も併設。
約500種の動物、約7,000種の植物を展示しており、日本有数の規模を誇ります。
本記事では、旅行客の視点で「どれくらいの時間がかかるのか?」を中心に、エリア別の所要時間、混雑を避けるコツ、おすすめモデルコースなどを詳しく紹介します。
東山動植物園の基本情報

訪問前に確認しておきたい基本情報をまとめました。
アクセス方法や開園時間、入園料など、事前に知っておくことでスムーズに行動できます。
項目 | 内容 |
---|---|
所在地 | 愛知県名古屋市千種区東山元町3-70 |
アクセス | 地下鉄東山線「東山公園駅」徒歩3分、「星ヶ丘駅」徒歩7分 |
開園時間 | 9:00〜16:50(最終入園16:30) |
休園日 | 月曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12/29〜1/1) |
入園料 | 大人500円、中学生以下無料 |
園内の広さ | 約60ヘクタール(東京ドーム約13個分) |
所要時間の目安と考え方

広大な東山動植物園では、回る範囲や過ごし方によって滞在時間が大きく変わります。
まずはおおまかな所要時間を把握して、自分の旅程に合うプランを立てましょう。
滞在スタイル | 所要時間の目安 | 内容 |
---|---|---|
サクッと派 | 約2時間 | 動物園の一部をピンポイントで見学 |
標準コース派 | 約3〜4時間 | 動物園・植物園をゆったり見学 |
充実満喫派 | 5時間以上 | 全エリア+東山スカイタワー+食事・休憩込み |
エリア別の所要時間と見どころ

東山動植物園はエリアごとに特徴が異なり、見どころも豊富です。
それぞれのエリアにどれくらい時間がかかるのかを事前に知っておくと、無理のないスケジュールが立てられます。
1. 動物園エリア(本園+北園):約2〜3時間
見応えのある大型動物から珍しい展示まで、見逃せないスポットが点在しています。
家族連れにも人気のエリアです。
エリア名 | 所要時間(目安) | 見どころ |
---|---|---|
コアラ舎 | 約20分 | ガラス越しに観察、学習施設「コアラフォレスト」併設 |
ゾージアム | 約20分 | 日本最大級のアジアゾウ舎。屋内展示が充実 |
自然動物館 | 約30分 | 夜行性動物、爬虫類、両生類を展示 |
世界のメダカ館 | 約20分 | メダカ専門の展示施設。希少淡水魚も多数 |
バードホール | 約15分 | クジャクやインコなどを柵なしで観察可能 |
小鳥とリスの森 | 約15分 | 放し飼いの小動物とふれあい |
ふれあい広場 | 約15分 | ヤギ・ヒツジなどと間近に接触可能 |
2. 植物園エリア:約1〜1.5時間
四季折々の植物や歴史的な温室、日本庭園などが楽しめる植物園。
自然の中でゆったりと過ごしたい方にぴったりのスポットです。
3. 遊園地エリア:30分〜1時間
子ども連れに人気のミニ遊園地。
動物園を回った後の息抜きや、元気を持て余したお子様のリフレッシュにおすすめです。
4. 東山スカイタワー:約30分
園内から少し歩いた場所にある展望タワー。
天気の良い日は名古屋の街並みを一望できる人気の絶景スポットです。
所要時間短縮のための裏ワザ

見たい場所が多くて時間が足りない…
そんな時は、ちょっとした工夫で効率よく見学することが可能です。
以下のコツを活用して、滞在時間を有効に使いましょう。
方法 | 効果 |
---|---|
見たい動物を事前に絞る | 効率的な移動が可能に |
平日の午前中に来園 | 混雑が少なくスムーズ |
入口から時計回りに回る | 動線が自然で疲れにくい |
園内ナビアプリを活用 | リアルタイムでルート確認 |
休憩ポイントを決めておく | 小さな子連れでも安心 |
混雑回避の時間帯・曜日

混雑具合によっても見学ペースは大きく変わります。
曜日や時間帯別の混雑傾向を知って、できるだけストレスなく楽しみましょう。
曜日・時間帯 | 所要時間の目安 | 備考 |
---|---|---|
平日午前中 | 2〜3時間 | 空いていておすすめ |
土日祝午前 | 3〜4時間 | 入園直後なら比較的スムーズ |
土日祝午後 | 4時間以上 | 人気エリアで混雑しやすい |
モデルコース例

所要時間に応じた回り方を具体的に紹介します。
旅程の組み立てやルートの参考にしてください。
家族連れ向け(3〜4時間)
- 開園直後に来園
- ゾージアム → コアラ舎 → キリン・ライオン
- 昼食(園内レストラン or フードコーナー)
- 植物園でのんびり散策
- 最後に遊園地で遊ぶ
カップル・大人向け(4〜5時間)
- 午前:動物園の人気エリア(ゾウ・ゴリラ・ペンギン)
- 昼:展望台レストランでランチ
- 午後:植物園や日本庭園を散策
- スカイタワーで夕景を楽しむ
子連れでの注意点

東山動植物園はファミリー層にもやさしい設備が整っています。
小さなお子様連れでも安心して滞在できるよう、事前に設備やサービスを把握しておきましょう。
- ベビーカー利用OK(レンタルあり)
- 多目的トイレ・授乳室あり
- 屋内施設で休憩しやすい
- 日陰やベンチを活用して小まめな休息を
天候・季節による楽しみ方

天候や季節によって楽しみ方を工夫することで、より快適に過ごせます。
下記を参考に、訪問時期に応じたプランを立てましょう。
- 雨の日:
- 自然動物館やバードホールなど屋内施設を中心に。
- 夏季:
- 午前の涼しい時間に動物園、午後は植物園や屋内展示へ。
- 春・秋:
- 桜や紅葉の名所としても人気。植物園は特におすすめ。
まとめ:滞在時間に合わせて計画的に楽しもう
東山動植物園は、訪問スタイルに応じて2〜6時間の滞在が可能な多彩なスポットです。
動物園だけでも見応え十分ですが、植物園や遊園地、スカイタワーを組み合わせることで、さらに充実した1日になります。
スムーズに見学するには、事前のルート計画や混雑時間の把握がカギ。
名古屋旅行の1日を丸ごと使って、家族でもカップルでもゆったり楽しんでください。
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