19連勤を終えたので、ご褒美に御嶽山へ行ってきました!!
一昨年の77連勤して、1日休んで55連勤と比べたら楽ですが…。
狙いはもちろん、高山帯の鳥。
普段、見られない鳥を多く見ることができました。
御嶽山を下山後、伊那の方でも鳥見。
伊那は伊那で、めっちゃいましたね…。
やっぱり長野はすごい。
というわけで、今回のハイライトは以下の通りです。
イワヒバリ
まずは、イワヒバリ!!
森林限界を超えた瞬間、イワヒバリの大合唱が開幕しました。
イワヒバリらしい、小さな群れを多く見ることができて大満足です。
それにしても、なかなか人を恐れませんね。
登山客の30cmぐらい先をウロチョロしている個体もおり、肝が据わっているなと関心?するばかり。
話がそれますが、登山中に鳥を見ていたため、他の登山客に何を見ているのか聞かれる機会が多かったです。
「イワヒバリですよ。」と答えると、「ヒバリね!!」と返されることがしばしば。
名前にヒバリが付いていたり、ヒタキ科と似ていたりと勘違いされやすいですが、イワヒバリはイワヒバリ科の鳥。
ヒバリやヒタキ類とは、全く違う分類です。
↓でより詳細にイワヒバリを解説しているので、ぜひご覧ください!!
カヤクグリ
イワヒバリに次いで、個体数がそこそこに多かったカヤクグリです。
個体数自体はそこそこいましたが、遠すぎる…。
登山道から遠く離れた岩壁や、枝の先端にとまっていることが多かったです。
これなら地元で越冬中の個体を見たほうが、幸せかもしれないですね…。
アマツバメ
高山の鳥の一つとして、忘れてはいけないのがアマツバメ!!
渡りの時期に、地元の高空を過ぎ去る鳥という認識ですが、そんなアマツバメを見下ろして観察する機会も多かったです。
さすが、高山ですね。
平地で体験できないことを提供してくれるので、来た甲斐があったというものです。
メボソムシクイ
森林限界を超える前までの主役は、メボソムシクイでした。
どこにいるかは分からないものの、林内から永遠に聴こえてきます。
そんな中、サービス精神旺盛なメボソムシクイと出会いました。
私の眼の前を右往左往に移動し、よく見えるところで囀りを披露。
あろうことか、私のわずか30cmほど手前で囀ることも!!
近すぎて撮影できないという、贅沢すぎる悩みが炸裂です。
こんな奇跡があっていいのでしょうか!?
もしかしたら、縄張りの主張をしていて、「あっちへ行け!!」という意思表示だったかもしれませんね。
だとしても、心臓に羽がびっしり生えているなーと思うばかりです。
良い経験でした。
モズの幼鳥
下山し、伊那へ移動。
運転も疲れてきたので、ちょっとした林で鳥見休憩をしました。
早速、林内によく分からないシルエットが視界に。
よく見ると、モズの幼鳥でした。
さすが、小さな猛禽類と言われるだけありますね。
幼鳥ながらも、鋭い嘴は健在です。
モコモコと幼鳥らしい風貌ですが、中身は立派な戦士。
思う存分、生き抜いて欲しいところです。
クロツグミ
休憩を終え、少し早めの夜ご飯を食べようと市街地へ。
とあるソースカツ丼のお店に移動したら、近くの林から聞き慣れた声が。
探してみると、クロツグミを発見!!
「えっ…市街地の小さい林にクロツグミいるの!?長野やばっ…。」と思いました。
たまたまいた可能性も高そうですが、環境がいいからこそたまたまの可能性も上がるというもの。
長野のポテンシャルの高さに、脱帽するしかありません。
ツバメ
最後を飾るのは、ツバメです。
お腹いっぱいにご飯を食べ、電線を見たらツバメの行列ができていました。
その中の、左端の個体を撮影。
ねぐら入り前に集合しているんだろうなー思うと同時に、この日も終わりかと思うばかり。
どんなに楽しいことでも終わりをあるものだなと、当たり前のことを思いながら、この日の鳥見に幕が降りました。
見られた鳥
今回、見られた鳥は以下の通りです。
マガモ | コゲラ | ゴジュウカラ |
カルガモ | モズ | ムクドリ |
キジバト | ホシガラス | クロツグミ |
カワラバト | ハシボソガラス | コマドリ |
カワウ | ハシブトガラス | イソヒヨドリ |
ゴイサギ | シジュウカラ | キビタキ |
アオサギ | ヒバリ | イワヒバリ |
ダイサギ | ツバメ | カヤクグリ |
チュウサギ | イワツバメ | スズメ |
コサギ | ヒヨドリ | ハクセキレイ |
ホトトギス | ウグイス | カワラヒワ |
アマツバメ | エナガ | ウソ |
ケリ | メボソムシクイ | ホオジロ |
トビ | メジロ | 計41種 |
普段、見ることのない高山の鳥を見ることができました。
高山の鳥見は、この時期の楽しみですよね。
とはいえ、高山の野鳥の代表であるライチョウを見ていないので、来月あたりにどこか登りに行きたいと思います。
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